ニューヨーク株式市場「虎年の獅子座」 コメント (^_^;)


8月27日(月) 8月28日(火) 8月29日(水) 8月30日(木) 8月31日(金) Top Index Page

ここに「虎年の獅子座」勝手コメントが次々に登場します。上記をクリックして目的の日に飛んで下さい。
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◎ 8月27日(月曜日) - 小動き、方向感乏しい展開。

NYダウ -40.82, 10382.35 S&P500 -5.72, 1179.21 NASDAQ総合 -4.39, 1912.41 (速報値)

● 先週末、出張から戻ってきました。やっぱり実際に顧客と顔を合わせて話をすると、電話とは違った本音が聞けて面白いです。日本株については、当然というかネガティブな向きが多いのですが、そんな中でも貪欲に"儲かる銘柄"を追求する姿は、やっぱり参考になるというか、「セルサイドが諦めちゃあ駄目」という思いを強くします。

● BloombergでHILOを見ても、昨日52週高値を記録している銘柄は62銘柄もあるのです(52週安値は101銘柄)。もちろん、どうでも良い銘柄があるのは当然としても、例えば、中堅損保が軒並み高値更新中なんてご存知でした?電鉄、電力、"都市再生"絡みだけでなく、あちこちで上値を取りに行っている銘柄がかなりあるという実態は、それこそ証券マン/レディーとしては「腕の奮い場所」でもある訳です。皆さん、頑張りましょう!

● で、米国株式市場。朝から上にも下にも行かない展開で、方向感に乏しいまま。英国は本日は"Summer Bank Holiday"で休み。米国も来週月曜日はLabor Dayの祝日で休み。Labor Dayは、5月末(今年は5月28日)のMemorial Dayから始まった"夏"が終わると認識される日で、Labor Day明けからは、学校も新学年がスタート。過ぎ行く夏を惜しんで、今週、来週と休みを取る向きも多く、どうしても相場が盛り上がりに欠けるのは仕方ない状態。個別に見ても、半導体関連銘柄がソコソコ堅調だったものの、例えばサンマイクロ(SUNW)などは朝方高い局面もあったけど反落するなど、どうも絞り切れない値動きに終始。

● 結局、指数で見ると、NYダウは安値引けでしたが変動率は0.39%下落と小幅。NASDAQは0.23%の下落。Philadelphia Semiconductor Indexは逆に1.93%の上昇でした。

● 日本株ADR銘柄も方向感に欠ける値動き。ソニーは30円高、京セラは120円安、フイルムは50円安、キヤノンはパリティ、日立は10円高、NECは10円高、松下は15円高、TDKは140円安、パイオニアは40円高、日産は7円安、トヨタは5円高、ホンダは35円高、ヨーカ堂は15円高、三菱東京は4000円高、NTTは4000円高など。シカゴ日経平均先物は大引け間際にずっこけて対大証比25円安。円は対ドル119.90近辺、対ユーロ109.30近辺。

● さて、きょうの日経金融"スクランブル"欄に、私募CBの不透明さについての興味深い読み物が出ています。具体的には、第一家電の私募CBについてですが、この手の銘柄に"興味"をお持ちの方々は、ぜひ一読すべき。もともと、私募CBなんて、まっとうな資金調達を出来なくなってしまった企業がせっぱ詰まって行う手段で、私募CBと言った瞬間から、もう「秒読み」段階に入ったと認識するのが普通。業界の人間にとっては、これは知ってて当然の事で、私募CBと言う言葉が出たら、無条件に避けて通るものです。それを性懲りもなく仕手株として買うならば、損をしても当然の報いとしか言いようがありません。

● せっかくですから、東洋経済四季報CD-ROMで、"私募転換社債"と"私募転社"という言葉が四季報のコメント欄にある銘柄を検索してみました。該当するのは、第一家電(8172)を含んで4社。第一家電以外には、シルバー精工(6453)、クラリオン(6796)、ジャパンオークション(9898)。もちろん、他にも私募CBを出している企業があるかもしれませんが、基本的に「触らぬ神に祟りなし」って感じの銘柄ばかり・・・(^^;。

● もう一つ話題。先日、参議院議員に当選した元近畿郵政局長高祖氏に絡む選挙違反の数々ですが、いくら危機感があったとは言え、良くここまで目茶苦茶したなぁ〜という感じ。海外から見ていて不思議なのは、どうして高祖氏が辞任しないのだろう、って事。もちろん、これまで超無名で、小泉改革に反対し、郵政族のメリットの為に働くだけの為に(決して、国民の為ではない)議員になったのだから、ちょっとやそっとでは辞任する訳はないのでしょう。

● しかし、これだけの汚いスキャンダルの中、堂々と議員バッチを付けている厚顔無恥ぶりは、少しずつこちらでも話題になりつつあります(ニュースレターなどに話題が出始めている)。改革を押し止める為に議員になったのが、逆に「やっぱり改革が必要」と国民に周知徹底させる"逆噴射"状態になりつつあるようで、非常に興味深い現象だと感じています。俗的に言わせてもらえば、「ざまぁ見ろ。ええ気味。もっと苦しめばえぇねん!」という感じ。同情の余地は一切ありません!

● 逆説的に言えば、郵政族からみて、小泉改革断行への懸念がそれだけ大きい裏返し。ある意味、小泉首相が本当に改革推進すると思っている"証明"かもしれません。超無名の高祖氏が、あの舛添要一氏に次いで党内二位の得票で当選したんですから、危機感はかなり大きかったのでしょう。ある意味、改革が実際に行われるかどうかとの点から見れば、これだけの同意者が出たって事になります。ここで、日本国民が高祖議員を辞任に追い込めるようだと、旧守派へのかなりの警告にもなると思うんですけどねぇ〜。個人的には、非常に楽しみに、興味深く眺めています。

● さて、週初なので、例の日米主要企業決算発表予定ワークシートをアップデートします。こちらのリンクから、ダウンロードページにお進み下さい

● なお、上記を書いた後に知ったのですが、so-netが全面ダウンで、どうも一日中使えない様子。しかも、単に"ネットワーク機器のメンテ"としか告知されていないので、何がなにやら分かりません。ソニーの子会社だからって信頼していたんですが、この対処の仕方には、大いに不満があります。米国にいると、ドットコムがボコボコと潰れているので、無料ホームページ提供関連のビジネスがあっという間になくなってしまう現実を見ているのですが、ちゃんと毎月料金を支払っているのに、この体たらくは一体何なんでしょう?トラッキング・ストックを発行している位なんだから、もうちょっとしっかりしてくれないと。少なくとも、一日中ダウンしている理由をきちんとディスクロージャーする義務はあると考えています。Yahoo!/Geocitiesの無料ページの方がマシやなぁ〜。

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◎ 8月28日(火曜日) - 腰砕け、NYダウ1.54%安、NASDAQ 2.48%安。

NYダウ -160.32, 10222.03 S&P500 -17.70, 1161.51 NASDAQ総合 -47.42, 1864.99 (速報値)

● 今週は、一年の中でクリスマス前の週に次いで"暇"な週となるのが恒例で、昨日も書いた様に、夏を惜しむ人々が休暇に出てしまう週なんです(^^;。きょうも商いは低調でしたが、相場は朝からスルスルと下落。途中何度か下げ渋る局面はあったものの、最後まで戻る事がないまま引けてしまいました。指数は全てほぼ安値引けで、明るい話の見えてこない一日。

● きょうの相場は、「8月消費者信頼感指数が予想以上に悪かった事から、景気先行不透明感/業績不透明感が強まった」、というのが定型相場解説。でも、実際に見ている限りで感じるのは、誰もが買いを焦らない土壌が出来てしまっていて、一日や二日上昇しても、3-4日待てばダレるというパターンが継続。キャッシュにしておく事に利点が出ているのが、今の市場の問題点かもしれません。これは日本も同じですけど・・・(日本の方がデフレしている分、その傾向が強い)。

● 個別には、サンマイクロ(SUNW)がゴールドマン・サックスのアナリストが、同社の業績予想をかなりバッサリと引下げ、これが全体に再び不透明感をもたらす要因に。NASDAQ主要銘柄のオラクル(ORCL)、シスコシステムズ(CSCO)、インテル(INTC)、マイクロソフト(MSFT)などが軒並み安で、これでは指数に上がれって言う方が無理。NYダウ銘柄でも、ボーイング(BA)、ディズニー(DIS)、P&G(PG)、IBM(IBM)などが軒並み下落。

● まともな話だけでは面白くないので、ちょっと変わった銘柄。4Kids Entertainment(KDE)という銘柄が、この相場環境の中で上昇。ここは、コナミの遊戯王をライセンスして米国で売っている会社。遊戯王は英語では"Yu-Gi-Oh"と表記されていますが(^^;、きょう、社長がCNBCのインタビューで、「ポケモンのカードよりも売れそうだ。日本と同じように、米国でも大流行すると考えている」と言ったおかげで買い人気。9月15日からWarner系列で全米テレビ放送が始まるだけに、この手の材料には敏感な地合い。クリスマスを目指して一儲けって感じの個人投資家が飛び付いた様子。日本も米国も、この辺は全然変わりません(^^;。

● 一方、日本株ADR銘柄は軟調ながら大幅安でもなし。ソニーは50円安、京セラは175円安、フイルムは60円安、キヤノンは80円安、日立は9円安、NECは15円安、松下は15円安、日産は2円安、トヨタは5円高、本田技研は15円高、ヨーカ堂は1万円安、NTTは3000円安など。シカゴ日経平均先物はかなりきわどい所まで下落したものの、最後は少し戻して、対大証比100円安の1万1120円。円は対ドルで120.20近辺、対ユーロで109.45近辺。

● さて、今後の日本株動向について、どうしても弱気の方が理屈が通るので、弱気筋が増えているのは仕方なし。某メリルあたりも9月末のTOPIX見通しを引き下げていますし、はっきりとは言わないまでも、日経平均"1万円割れ"を覚悟するような見方が市場全体に増えていると感じられます。理由は色々あるんですが、やはり9月末というイベントに対して、結局何の手段も講じる事が出来なかった、という事でしょうか。銀行保有株買取機構案にしても、臨時国会開幕が9月末ギリギリ(現時点では、9月27日が有力)になるんですから、もう既に間に合わない状態。銀行は持合株を市場で売るしかない、って事。

● 今朝の日経新聞に「小泉首相、補正予算作成を決断 - 雇用に重点、歳出2-3億円」と出ているようですが、これが少しでも市場の雰囲気を変える事が出来るかどうかです。短期的には、株価下落と失業率5%乗せがきっかけになったと思いますが、"これ以上の株価下落を許さない"という政府の強い姿勢の現われと見れば、マーケットは一気に300円高って所でしょう。でも、補正予算規模が小さいとか(今までがバラ撒き過ぎ)、改革に反するものだ、なんて見方が出てくると、本当に9月末まで打つ手がなくなります。市場に未処理垂れ流し状態で出てくる持合解消玉は、産業廃棄物よりも難癖。そうなってしまえば、9月14日SQ前に、雰囲気の悪化する局面があるかもしれません。要注目。

● さて、暗い話ばかりではなんですので、面白いHPのご紹介。いずれも、某市場筋からの情報提供。テーマは「占い」。まず第一発目は「害虫占い」(^^;。URLは、http://k-tai1.com/gaichu/i/uranai.html です。害虫にたとえて、その性格を占うという訳の分からんHP(^^;。ちなみに、私はクモだそうで、「寝ていてもチャンスが訪れる強運の持ち主。自分が物事の中心、王様でないと気がすまない。どちらかでいうと晩年にモテる。老いらくの恋もまた楽し。何でも器用にやってのける生まれながらの天才!?」との事???"老いらくの恋"かぁ〜〜(^o^)。

● もう一つは、「山の手線占い」。これは山の手線の駅にたとえて、性格占いするもの。URLは、http://www.web1week.com/tokyo/uranai/ です。なお、私は新橋駅で、「時おり大胆な行動で人を驚かせる豪快なタイプだが、内面はとても純粋で繊細な人。しかも外見からは想像できないが、大変な人見知り。心を開いた人には本音でぶつかるが、そうでないとどこか心を閉ざしている。しかし生まれつきの社交的カンと親切心があるので、周囲にはそう見えない。細かい心配りと理解力で、よき相談役となる。」との事。誉め過ぎやなぁ〜〜(^^;。皆さん、暇な時にお楽しみあれ!(忙しい時は自粛を。失業率5%なんだから!)

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◎ 8月29日(水曜日) - 続落、買い気乏しくジリ貧の展開。

NYダウ -131.13, 10090.90 S&P500 -12.95, 1148.56 NASDAQ総合 -21.81, 1843.17 (速報値)

● 朝方一瞬プラスになる局面はあったものの、その後は、再び暗い雰囲気の一日。直接の"相場解説"的な説明だと、「2001年4-6月期のGDP伸び率改定値が年率0.2%に下方修正され、やっぱりあかん・・・との雰囲気になっちゃった」ってところ。ただ、私がしつこくあくまでも"相場解説"だと書くのも、事前の予想値は年率0.0%だった事を知ってるから。つまり、景気減速が予想よりも"悪くなかった"数字だったって事。なのに「何で下げ相場の犯人になるねん。何で失望して下がるって事になんねん!」って訳。所詮はこんなものなんです・・・(^^;。

● 実際に相場を見ていた印象では、きょうのGDP伸び率改定がどうあれ、業績不透明感からくる買い手控えムードが非常に強く、これを覆すだけの好材料が見えてこない状態。キャッシュを保持するのが最良の投資手段と考える間は、なかなか反発相場を維持、継続するのは困難です(英語ではSustainable rallyが出来ないという言い方になります)。指数で見ると、半導体関連が一番安くて、Philadelphia Semicon Indexは3.29%安。珍しくNYダウの方がNASDAQよりも下落率が大きく、NYダウは1.28%安、NASDAQは1.17%安でした。

● 個別には、Juniper Network(JNPR)がメリルから業績予想下方修正を食らって大幅安。Yahoo!(YHOO)、AOL TimeWarner(AOL)、Amazon.com(AMZN)、オラクル(ORCL)などの主力株が軒並み5%前後下落。加えて、半導体関連筆頭のMicron Technology(MU)が売られ、この所堅調だった半導体関連全体が腰砕け。NYダウ銘柄では、3m(MMM)やUnited Technologies(UTX)が軟調。何ともプラスの話題に乏しい1日でした。

● 日本ADR銘柄も、全体に重苦しい値動き。ソニーはパリティ、京セラは170円安、フイルムは55円高、キヤノンは45円安、日立は2円安、NECは5円安、松下は15円安、TDKは30円高、パイオニアは60円安、日産は5円安、トヨタは35円高、本田技研は10円安、ヨーカ堂は55円高、三菱東京は1万2000円高、NTTは1万1000円高など。シカゴ日経平均先物は最後に少し盛り返して、対大証比35円安の1万0955円。円は対ドルで120.20近辺、対ユーロで109.30近辺。

● 暗い話ばかりでは何ですので、某市場筋から"回覧"されてきた「株式投資不向き度チェック」にトライ。

(1) 投資相談を新聞や雑誌に投稿したことがある
(2) 証券会社に勧められて買っても、儲かったら自分の才覚だと思う
(3) いまだにIT関連株を持っている
(4) でもそろそろ内需関連に乗り換えようと思っている
(5) 買った途端に不安になる
(6) 平均株価が高くなると買いたくなる
(7) これまで5年間の通算損益はマイナスだ
(8) ナンピンが好き
(9) 高値をつけた株は買えない
(10) 株式投資はギャンブルだと思う
(11) 配当利回りを重視している
(12) いつもフルインベストメントだ
(13) 新聞は日経と決めている
(14) 経常利益を説明できない
(15) 毎日、毎日、保有株の値段が気になる

「該当項目が8つ以上ある貴方、株をやめましょう」との"説明"付き。個人的に、設問に少し疑問点もあるのですが、皆さんの結果はいかがですか?

● さて、来週月曜日(9月3日)は、Labor Dayの祝日で、米国の金融市場は全て休場となります。

● さらに、私事で申し訳ないのですが、その週後半に東京出張。その翌週から、2週間連続休暇に入ります。当地では、トレーディングなど取引に携わる人間は、全て年1回2週間以上の連続休暇が義務付けられています。あの大和銀行ニューヨーク支店事件のような事故を起こさない為の予防措置で(この予防措置自体は、大和銀行事件の前からあった)、この連続休暇中に社内監査が入る事になっています。机の中から、Email記録、取引記録などを全て調べられるって訳。11月に入って休暇を取ってなかったりすると、社内監査部署やらコンプライアンスから、ドカドカと催促が来るので、今年は9月にこの強制休暇を取ってしまう事にしました(^^;。

● という訳で、来週から約3週間、マーケットコメントもお休みさせて頂きます。何卒ご了承下さい。その分、今週一杯は頑張りますのでよろしく!

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◎ 8月30日(木曜日) - NYダウ1万ドル割れ、NASDAQ 2.79%安。良いニュースなし。

NYダウ -171.32, 9919.58 S&P500 -19.53, 1129.03 NASDAQ総合 -51.50, 1791.67 (速報値)

● もうすぐ8月も終わり。夏が過ぎ去りつつあるのは、少し寂しい気もします。相場の方は、日米ともにサマーラリーどころか、8月終わりになって腰砕け状態。当地株式市場は、朝方一瞬は、買い戻しなどでプラスに転じる局面もあったのですが、10時半過ぎから下げ加速。11時過ぎにNYダウが1万ドルを割れてからは、一時フリーフォール状態。その後、"Lunch Time Rally"を挟んで、再び下値模索。本格的に戻る雰囲気がないまま、安値圏で終わってしまいました。出来高は、Labor Day前の週としては、かなり多い1日。なお、朝方、ECB(欧州中央銀行)が0.25%の利下げを発表したのですが、影響は全くなし。

● NYダウが1万ドルを割れたからといって、それほどのショックというほどの事はないのですが、「やっぱりあかんかぁ〜」というムードは避けられません。指数を見ると、NYダウは一時221.76ドル安まであって171.32ドル安(1.70%下落)。NASDAQ総合指数は66.06ポイント安まであって、最後は51.50ポイント安(2.79%下落)。Philadelphia Semicon Indexは1.84%下落で、NASDAQ全体と比較すると、良く持ちこたえた方。数字のお遊びですが、NYダウの下落率を日経平均に当てはめると約185円安。NASDAQの下落率だと約306円安。東京が、これ以上ひどくならない事を祈っています。

● 個別には、サンマイクロ(SUNW)が、第1四半期の受注が計画を下回ったと昨晩発表して暴落状態。一時、22%超の下落となり、他の銘柄に多大な悪影響を与えてしまいました(引けは17.6%安)。ちょっと過剰反応だという気はするのですが、この地合いでは、悪材料は徹底的に叩かれてしまいます。ソロモン・スミスバーニーが"BUY継続"と出したものの、見向きもされないで叩き売られていました。

● さらに、コーニング(GLW)が、光ファイバー部門で1000人削減と昨晩発表し、これをきっかけに複数のアナリストから、「この数週間から1ヶ月間、光ファイバーの需要が急減している」とか、「コーニングの業績は、かなり悪化している」との見方を発表。これを受けて、同株も一時20%近い急落(最終的に17.5%下落)。他の光通信関連銘柄を巻き込んで、大幅下落の原因になってしまいました。もう一つおまけに、欧州委員会がマイクロソフト(MSFT)を対象に調査している不法市場独占の嫌疑について、より調査範囲を広げると報じられ、これでマイクロソフトもふにゃふにゃ(5.5%も下落)。

● 他、オラクル(ORCL)、シスコシステムズ(CSCO)、JDS Uniphase(JDSU)、Juniper Networks(JNPR)、Veritas Software(VRTS)、Dell Computer(DELL)、Yahoo!(YHOO)といった主力株が軒並み5%から10%超も下落するなかでは、何を言っても駄目って感じ。NYダウ銘柄でも、シティ(C)、AMEX(AXP)などの金融株に加え、IBM(IBM)、インテル(INTC)、ディズニー(DIS)、Wall-Mart(WMT)などが軒並み安。かろうじてコカコーラ(KO)やフィリップ・モリス(MO)などのディフェンシブ系が堅調だったのが皮肉。

● 日本株ADR銘柄もハイテク中心に軟調。ソニーは105円安、京セラは335円安(!)、フイルムは75円安、キヤノンは80円安、日立は18円安、NECは15円安、松下は40円安、TDKは100円安、パイオニアは95円安、日産は4円安、トヨタは40円安、本田技研は90円安、ヨーカ堂は60円安、三菱東京は1万1000円安、NTTは8000円安など。シカゴ日経平均先物は対大証比180円安。円は対ドルで119.45近辺、対ユーロで109.40近辺。

● もう「日経平均、17年ぶりの安値」ってセリフは聞き飽きてきたのですが・・・。こうなったら、日経平均がNYダウを下回らない事を祈るのみです。9月7日のGDPや、9月14日のSQが、当面の注目タイミングになりそう。「日経平均1万円割れ」を覚悟する向きが増えているのは事実で、その期待を"裏切る"事が出来れば、面白い展開になると考えています。ただ、その反発の手掛かりが見えてこない苛付きが余計に事態を悪化させているようにも・・・。日経平均が1万1000円から、3月末の1万3000円水準まで戻れば、それで20%取れるのです。それを忘れないでおきたいと考えています。

● 昨日も書いた通り、来週から出張と休暇でしばらくNYオフィスを離れます。このコメントも9月下旬までお休みにさせて頂きます。何卒ご了承下さい。明日はちゃんと書きますよ!これだけ下落が続いた週だったので、普通に考えれば、明日のNY株式は上昇する"はず"・・・でも、そう言いきる自信はない・・・(-_-)。

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◎ 8月31日(金曜日) - ホンの気持ちだけ自律反発、底打ち感なし。

NYダウ +30.17, 9949.75 S&P500 +4.55, 1133.58 NASDAQ総合 +13.75, 1805.43 (速報値)

● 今週は、昨日終値までNYダウは503.59ドルも一直線に下落。これだけ下がれば、週末を控えて(しかも祝日で3連休になる週末)ある程度の買いが入るのは、かなりの参加者が予想していました。朝からCNBCでは、「3日連続でNYダウが3桁下落した後は、経験則から見れば反発する可能性が非常に強く、しかも高値引けする可能性が強い」と繰り返し流される始末。信じたいと考える反面、「皆がそう考えるならば、逆にでる可能性も・・・」と天邪鬼的な考えもあって、どうも腰の入らない一日でした。出来高も前日比でNYSEで22%減、NASDAQで30%減。

● この週末が"夏の終わり"のロング・ウィークエンドと言う事もあって、午後には帰ってしまう向きが多く(我々の所も、顧客も)、午後2時頃以降は、一段と閑散になってしまいました。きょうの相場を一言で言えば、「今週、ずっと売りで儲けていた向きが、連休前に買い戻して終わり」って感じでしょうか。

● NYダウで言うと、一時1万ドル台を回復する局面もあったのですが、最後は非常に控え目に30.17ドル高。NASDAQはめでたく1800ポイント台回復。まぁ、お情けにしろ何にしろ、上昇した事を喜ばなけりゃあ仕方ありません。米国株は、1週間としては3月以来最悪の週だった事になります。今日上昇したからと言っても、連休明けには再び下がりそうな気はするのですけど・・・(根本は何も変わっていないので)。

● 個別では、かなり方向性はバラバラでしたが、自律反発する銘柄が多かったと言う感じ。Yahoo!(YHOO)、AOL TimeWarner(AOL)、JDS Uniphase(JDSU)などが派手に値を飛ばしたのが典型。インテル(INTC)も堅調でした。

● 日本株ADR銘柄は、全体にマチマチ。ソニーは45円高、京セラは70円安、フイルムは5円高、キヤノンは35円高、日立は23円安とかなり弱め、NECは20円高、松下は15円安、TDKは50円高、パイオニアは30円安、日産は5円安、トヨタは20円高、本田技研は45円高、ヨーカ堂はパリティ、三菱東京は2800円安、NTTは3500円安など。日経平均先物は、対大証比95円高の1万0795円。円は対ドルで118.80近辺、対ユーロで108.30近辺とかなり円高。

● さて、来週月曜日(9月3日)はLabor Dayの祝日。米金融市場は全て休場となります。で、私はその週は東京出張、その後、"強制"休暇入りでNYオフィスを離れます。このマーケットコメントも、しばらくお休みとなりますので、何卒、ご了承を!

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