ここに「虎年の獅子座」勝手コメントが次々に登場します。お好きな日をクリックして下さい。
NYダウ -47.62, 10532.23 S&P500 -18.62, 1224.36 NASDAQ総合 -104.03, 2059.38 (速報値) ● 昨日、今日とNYはもう暑いくらい。昨日の最高気温が摂氏26度。きょうもこの程度まで上昇。昨日は4月22日としての史上最高気温を記録。セントラルパークも急に緑色が爆発して来た感じ。この時期のNYは、秋の紅葉の時と同じで、最も美しい時期です(^o-)。一度、NYにいらっしゃいませんか?
● 相場。弱めにスタートして、そのままジリ貧の1日。半導体関連銘柄などがかなり弱かった事で、全体にしんどい値動き。個別には半導体セクターが軟調。これは、朝方、メリルリンチが「半導体セクターは依然としてOvervaluedで、需要回復は投資家が期待するほどではない」とレポート発表。その中で、インテル(INTC)、Applied Micro Circuits(AMCC)、PMC-Sierra(PMCS)、Vitesse Semi(VTSS)を一斉に格下げ。全体としても、Philadelphia Semiconductor Index(SOX)は、あと20-40%程度の下落余地ありとも指摘。
● もっとも半導体セクターは、現在、アナリストの意見が交錯しているセクターで、4月11日にはソロモン・スミスバーニーのアナリストは一斉に格上げして、このセクターがピョコンと上昇した事を思い出します。それぞれの見方が交錯するから面白くなる訳で、他人の意見を知りつつも、自分の基準軸を持つ大切さを考えさせられます。テクニカルだけを見れば、SOXは既に下げトレンドを脱出したものの、上昇トレンドとは言えない中途半端な所。750-760ポイントを超えてくるかが当面の焦点。同指数の日足チャートは、Bloombergで SOX <index> GPC <go>です。
● リーマンがオラクル(ORCL)の格下げを発表して13%超急落。シスコ・システムズ(CSCO)も株主代表訴訟が提起されたとの報道を受けて軟調(9.5%安)。JDS Uniphase(JDSU)など光通信関連も軒並み安。サンマイクロ(SUNW)も10%超下落するなど、このあたりの中心銘柄がNASDAQの足を引っ張りました。
● 興味深かったのはNokia(NOK)の値動き。日経新聞に出ている「NTTドコモ、次世代携帯サービスを10月に延期」の記事が流れたことを受けて、その約30分後からスコンと下落。またQualcomm(QCOM)も同じ理由で下落。確かに3Gがヤバイと分かっていたとしても、世界でリードするNTTドコモが半年近く遅れるとなると、携帯電話製造業者としては非常に苦しくなるのは連想できます。日経の記事では、NECと松下通信の名前が出ていましたが、世界的な規模では、やはりNokia、Ericsson(ERICY)、Alcatel(ALA)などに与える影響は小さくありません。まぁ、悪い事は分かっていたのですが、改めて、傷口にタバスコを擦り込んでいる感じでしょうか(痛そぉ〜(^^;)。
● 日本株ADRは弱め。上記3G延期報道を受けてNEC(NIPNY)が安くて対東証比110円安。他、ソニーは85円安、京セラは155円安、フイルムは30円安、日立は22円安、松下はパリティ、キヤノンは90円安、トヨタは25円安、本田技研はパリティ、日産は8円高、ヨーカ堂は150円安、三菱東京は2500円安、NTTは1万5800円安、NTTドコモは12万円安と大幅安。シカゴ日経平均先物は対大証比170円安の1万3540円。
● 為替は行ったり来たり。NY時間では円高/ドル安方向に動きました。弊社の某為替戦士は"小泉首相"下での為替相場について、「借金、借金でみかけのGDPを増やす手法から、節約手法(当たり前であるが)に変る以上、円安は自然であろう。ここで無理に円安を止める方が悪影響が大きい。宮沢さんが先週述べたように、注意すべきは円高である。故意に円安政策をとるより、故意に円高政策を取る方が始末が悪い」と。一方、株式市場からだけ見れば、緩やかで自然な円安で、なおかつ、ある程度安定してくれるのが、一番有り難いです。130円台とは言いません。125円程度でとりあえず十分だと考えています。
● 自民党総裁選挙。まぁ、国民全体の選挙ではなく、あくまでも自民党という政党に限定した話ですが、それでも一都道府県均一で三票という超不公平投票システムにも関らず、都市型候補の小泉氏が圧勝したという事実は、それなりのウェイトになるでしょう。本当の改革はこれからだし、妥協の産物に落ち込んでしまうリスクはかなりあるとしても、ようやく国民レベルで、何かのリスクを取ろうとの考え方が増えてきたシグナルは、かなり大きな出来事かもしれません。
● マーケットとしては、これから先、具体的に何が出てくるかを見極める必要があると思いますが、今回の選挙のように、「現状維持よりも、将来に向けてリスクを取ろう」との考え方が増えてきているとしたら、これは大きなうねりになる可能性も否定できません。ちょっと考え過ぎですか?
● なお、今週半ばから、出張の為、しばらく"行方不明"となります(^^;。このマーケットコメントも、しばらくお休みとなりますので、予めご了承下さい。
NYダウ -77.89, 10454.34 S&P500 -14.89, 1209.47 NASDAQ総合 -42.71, 2016.61 (速報値) ● 朝は堅調なスタート。ただ、買い一巡後はひたすらジリ貧。はっきり言って雰囲気は良くありませんでした。朝方は4月消費者信頼感指数が市場予想よりもやや弱めで、これが追加利下げとの思惑を誘発。ただ、時間が経つに連れて、それ以上に業績不安に対する警戒感が強まってしまい、結局、ジリ貧の1日でした。
● 原因は、昨日大引け後に業績発表したJDS Uniphase(JDSU)とCompaq(CPQ)がいずれも大きく売られた事。これが再び業績不安という怪物に意識を向けてしまい、一斉に買い手控えムードとなってしまいました。CPQに引っ張られてDell Computer(DELL)もかなり安く、インテル(INTC)などにも余波が及んでいました。なお、今日は大引後、Amazon.com(AMZN)、ディズニー(DIS)、Verizon(VZ)といった大物銘柄が業績発表を予定しています。
● その一方で、昨日急落したオラクル(ORCL)が30億ドルの自社株買いを発表して堅調でしたが、周辺の雰囲気に押されてしまい、最後は完璧に伸び悩みとなってしまいました。NYダウ系銘柄では、金融株やAT&T(T)、ボーイング(BA)、デュポン(DD)などが比較的堅調で、NYダウの下支えとなっていました。
● 日本株ADRは全般マチマチ。ソニーは105円安、京セラは100円安、フイルムは35円安、日立は11円安、NECは5円高、松下は30円高、TDKは130円高、キヤノンは30円安、トヨタは50円高、本田技研は20円安、ヨーカ堂は90円安、三菱東京は1万1500円高、NTTは2600円高など。シカゴ日経平均は対大証比55円安の1万3775円。円は対ドル122.15円、対ユーロ109.25円近辺。
● さて、小泉"新総理"について。既に海外を含めてかなりの投資家に"変革派"として知られているだけに、その点において、好意的に受け止められているのは間違いありません。ただ、これまで日本に期待を掛けては裏切られてきた"学習効果"から、全面的に両手を挙げて賛成というムードでもないようです。例のThe Gartman Letterから引用すると、
Koizumi's term in office shall be marked by bureaucratic attempts to keep any reform from taking place, while the public clambers for material changes. Whether Mr. Koizumi can deliver is of course the great question, and if we are strict readers of history, the answer shall be that he will of course fail miserably, for the bureaucracy will not allow for material changes. We hope, however, that history is wrong.
苦笑するしかありません(^^;。でも、これが本音でしょう。
● 実際、海外からだけではなく、日本国内の機関投資家の見方も似たり寄ったりかもしれません。「信じたいのだけど、裏切られて傷つくのが恐いので、なかなか踏み込めない」って心境。まるでB級青春映画のよう(でもないか・・・(^^;)。The Gartman Letterは、日経平均が終値で1万4000円を超えてくるようだと、追撃買いを推奨。しかし、それまではロングのまま静観を薦めています。
● 話題を変えて・・・。トレーダーの間で大きな話題になっていたのが、本日実施されたモルガン・スタンレー(MWD)での"大量首切り"。証券部門と資産運用部門を中心に、1500-1900名が人員削減の対象となったのですが、その数字以上に、実際にトレーディング・ルーム内で実施された"首切り通告"が話題になっていました。
● 私の廻りにも、MSDWに知り合いがいるというトレーダーがかなりいますが(MSDWから転社してきたのも結構いるので・・・)、彼らの生の声によると、「今朝、人事部のオフィサーと警備員が、対象になっている社員、トレーダーなどの席に順次行き、皆の前で、順番に、本人に直接、"もう働く必要はない"と通告。机を整理するどころか、私物以外にタッチする事も許されず、警備員監視の元でジャケットなどだけを持って、そのまま会社の出口へと誘導されてそれで終わり」と。
● 普通は会議室などに一人ずつ呼んで通告するものですが、トレーディング・ルームで皆の前で通告するというのは、かなり異様な状態。また、直接のボスから通告があったのではなく、人事部のオフィサーが通告し、ボスと話をするチャンスもないというのも珍しいケース。もっとも、経営陣としては、声高にコスト削減を叫ぶよりも、はるかに効果的かもしれません(-_-;)。同じトレーダーという事もあり、私達のトレーディング・ルーム内では、大勢の声は同情的でした。市況産業ですから、ある程度は仕方ないんですけど・・・。日本では考え難いかも知れませんが、これが現実です。
● こぼれ話。小泉"新総理"のホームページを時々見るのですが、"変人"というロゴが"変革の人"って変わるのは、何というか・・・(^^;。まぁ、気持ちは分かりますけどね(^^;。URLは http://henkaku.jah.ne.jp/ です。ご参考に。
● 昨日も書きましたが、出張の為、しばらく"雲隠れ"致します。このマーケットコメントもお休みさせて頂きますので、何卒、ご了承を!
● 長期出張のため、コメントはお休みさせていただきます。こちらを参照ください!
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